帝都葬祭組織概要

月刊ヒューネラルビジネス

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「FUNERAL REPORT」

故 竹内正和 お別れ会

献花・立食で送る名古屋発企業のホテル葬

工業薬品などの販売を行なう日硫商会社長であった故竹内正和氏のお別れ会が3月24日、名古屋市中区のローズコートホテルでとり行なわれた。故人は1970年、同社に入社。その後、常務、専務を経て、2004年6月、社長に就任した。
施行を担当したのは、愛知と東京に拠点をもつ帝都葬祭。コンセプトはセレモニー的な要素をなくし、ごく普通の立食ビュッフェを中心に進行していくことに設定された。したがって、参会者は献花が終わると、主催者の立礼を受け、立食コーナーに直行する。開始して20分後に喪主のあいさつがあったほかは、一切の儀礼的なプログラムは排された。 その背景には、「スマートで、気を使わないお別れ会に」という喪家や主催者側からの要望があった。そこで帝都葬祭では、「立礼以外のごあいさつは、喪主のお食事案内のひとことだけで、故人を偲んでいただける空間をプロデュース」に取り組むことになる。その発想の原点は、「家にお客様をお招きしての偲ぶ会」であった。
また、祭壇も清楚な仕上がりを心がけた心がけた。テレビドラマ「華麗なる一族」で木村拓哉氏が演じた万俵鉄平の祭壇は同社が設計し、そのサイズを少し大きくしたものをこの会で再現したという。黄色やピンクなど色彩も豊かで、儀式的な要素を排し和やかな雰囲気を醸していた。会社入口の門標を含め、フラワーデザインは草月流師範の前野博紀氏が担当した。
さらに、こうした新形式のお別れ会では、参会者の案内など、臨機応変な対応が求められる。そこで同社では、派遣会社グランディ・メモリーに、セレモニースタッフの派遣を依頼。当日は華やかさに加え、自然でスマートな誘導によって終始、円滑な流れが保たれた。一方、参会者は最初こそ戸惑い気味だったが、しだいに歓談の輪がいくつもでき、自由な雰囲気のなかで心置きなく故人とのお別れの時を過ごした。
なお、当日は、主催者側10人、施行側15人のスタッフが運営に当たった。


白カーネーションを3つずつ行われた献花

祭壇横で参会者にあいさつする遺族と会社代表者

祭壇と一体となった立食スペースで故人の思い出を語り合う参会者
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