帝都葬祭組織概要

仏事

仏事
「葬儀関連」

テレビ・映画のオリジナル葬祭シーンを一般消費者に拡販

名古屋市の帝都典礼が帝都葬祭に社名変更

名古屋市に本社を構え、首都圏では東京都豊島区と港区に拠点を置く、帝都典礼株式会社(横田明彦社長)は12月1日、社名を帝都葬祭株式会社に変更した。
今回の社名変更は主に、首都圏での営業活動を強化するために増資、首都圏専任の営業担当役員の配置など組織強化を目的としたもの。同社では、テレビドラマや映画の葬祭シーンを設計・設営したものを、一般消費者向けにも販売してきており、こうしたオリジナル葬祭シーンの販売拡大を図る。
同社の創業は比較的新しく2000年4月であるが、葬儀社としての最大の特徴は、テレビドラマや映画の葬祭シーンをデザイン設計・設営・監修し、その葬祭シーンを一般消費者にも販売してきていることである。
テレビ・映画の葬祭シーンを受注できているのは、関連企業として出版社や専門新聞社を擁しているから。その独自の強みを活かして、2005年1月放送のTBS「星野仙一物語~亡き妻に送る言葉」(黒木瞳の葬儀生花祭壇)を皮切りに、2005年7月・TBS「女系家族」(森本レオの葬儀生花祭壇)、2005年10月・日活映画「長い散歩(奥田瑛二監督作品)」(木内みどりの法要祭壇)、2006年12月・テレビ朝日「エラいところに嫁いでしまった」(葬儀会場設営)、2007年1月・TBS「華麗なる一族」(木村拓哉、西田敏行、六平直政の各葬儀生花祭壇)など、これまで約20シーン以上を手掛けてきた。
こうした実績をベースに、1年ほど前から、こうした放映葬祭シーンを一般消費者向けにリリースを開始。「喪主の世代は今後、昭和の真ん中以降の世代となり、葬儀は、古いしきたり感は薄れていって、気持ちや感覚を重視したお客様主体の葬儀に変わっていく。そうした時代の変化に対する当社としてのひとつの提案」(横田社長)として販売することにした。
そうした葬祭シーンをリリースする場所(葬儀場)は、同社の関連会社が保有する名古屋のホテルから始める。「一般の葬儀屋さんがホテルを借りると利益が下がるが、当社は関係会社のホテルで行うので、葬祭会館を借りて行うのと利益はあまり変わらない」。また、東京では一流ホテル数社と提携しており、「当社が葬祭用具などをすべて持ち込める。テナントを使ってくれというホテルとは提携していない」という。
広告・宣伝策としては、葬祭シーンが放映されるテレビドラマや映画の中で、同社の名前が流れるほか、放映後に、ニュースリリースなどをマスコミ各社に情報発信している。 こうした策により、この1年間で10件近く受注。受注価格は最低が180万円で、最高が2000万円という実績である。 「価格は高めなので、需要件数としては少ないと思っている。それだけに、他の葬儀社には出来ないオリジナル性を持って、他者と完全に差別化できていることが重要であると考えている。
他の葬儀社では、直送から社葬、団体葬まで、すべてやりますという見せ方をしているところが多いが、まともにできているところはあまりないし、他社とは差別化できていない。当社は、当社のオリジナル性を徹底的に追及して、事業の拡大を図っていく」と今年(2008年)38歳を迎える横田社長は語っている。

  • 直前ページ
  • ページ先頭